チェックイン前やチェックアウト後のお荷物のお預かり。
昭和から引き継がれる岡ホテルでは、長年、フロント前にお荷物を置いていただく方式を採用してきました。性善説を信じ、貴重品以外は自由に置いていただくという、なかなか大らかなスタイルです。
これまで大きなトラブルはありませんでしたが、時代も変わり、より安全・安心にお荷物を預けていただけるよう、この度セルフクロークを導入しました!
使い方はとっても簡単です。
荷物にワイヤーを通し、好きな暗証番号を設定してLOCK。開けるときは設定した番号にダイヤルを合わせ、OPENに回すだけです。
どの国のお客様でも感覚的に使いやすく、スタッフが不在の時間帯でも利用できるようになりました。
セルフクロークなんて、
「設置しよう!」
↓
「これにしよう!」
↓
「はい納品!」
くらいに思われるかもしれません。
しかし、たかがセルフクローク、されどセルフクローク。
実は導入までにはいろいろなストーリーがありました。
まずは鍵選び
私が一番大切にしたかったのは、
・どの国のお客様でも感覚的に使えること
・紛失やトラブルを最小限にできること
そこで見つけたのが、オプナスさんのダイヤル錠です。
有名ホテルのセルフクロークスペースでも数多く採用されており、
「これ、めっちゃ良さそうや~ん」
となったのでした。

次は置き場所問題
しかし、ここで大きな問題が。
設置前のフロントには、セルフクロークを置くスペースがなかったのです。
つまり、置くためには何かを移動するか、手放さなければならない。
古いものを簡単に処分するのは心苦しかったのですが、長年にわたり岡ホテルの思い出や伝統のお土産を飾ってくれた棚さんに感謝をし、送り出すことにしました。
長い間、本当にお疲れさまでした。
最後はサイズとの戦い
置き場所が決まっても、まだ終わりではありません。
繁忙期の荷物量を考えると、数個の鍵では足りません。
上段のスペースも有効活用したい。
できるだけ多くのお荷物を預かれるようにしたい。
でも予算には限りがある。
鍵をもう少し増やせないか。
棚の寸法はどうするか。
色はどうするか。
傷が付きにくい方がいいのではないか。
そんな細かな要望に最後まで付き合ってくださったのが、ファイル・テック株式会社の高園社長でした。
何度もやり取りを重ねながら、丁寧な図面を作成していただき、デザインや色、傷対策まで一緒に考えていただきました。

高園社長、本当にありがとうございました。
そんなたくさんの人の知恵と協力が詰まったセルフクローク。
お客様に気持ちよく使っていただきながら、岡ホテルの新しい相棒として活躍してくれることを期待しています。
どうぞご自由にご利用ください。